台風11号、西の皆様は大変だと思います。
神奈川も今日は雨だし、なにしろ風が強いですね。
連休の週末、無理なさらないよう、お気をつけて下さい。
我が家がキャンプに行けない連休なんて、日本国民みんな行けなくなってしまえばいい・・・。
ああ、しまった。
つい本音が。
まあ、我が家も一応、7/19(日)は静岡の竜洋海浜公園へ行きます。
ただ、目的はオートキャンプ場ではなく、昆虫自然観察公園の方です。
「世界のクワガタムシ展」「オオクワガタ幼虫を育てよう」などのイベントに参加するのです。
本当はそのままオートキャンプ場に泊まりたかったのですが、犬禁止という規定で諦めました・・・。
モビリティパーク続きです。
指定された29番サイトは、想定外の狭さでした。
このままでは、タープなしキャンプになってしまいます。
どんどん荷物を降ろしにかかる妻、ちょっと待って、ちょっと待って!
今回、どうあっても小川張りを試したいんです。
意を決して、私は管理棟に電話をしました。
泣きつき作戦です。
電話に出たお姉さんに、この窮状を説明して、空いている別のサイトはないかと問い合わせました。
引っ張ったわりに、ちょっと普通過ぎますかね?
10分ほど待っていると、管理棟から電話がきて、近くの92番サイトなら使えるとのこと。
さっそく走って見に行くと、なんとも素敵な独立サイトです。
私の心に光が差し込みました。パーッ!
かなり降ろしてしまった荷物を、積めるものは車に積み、無理なものは手で運びます。
荷物は重いですが、気持ちは羽が生えたように軽くなりました。
もちろん100kg超級の私は、どんなに羽が生えても飛べませんが。
とりあえずテントとタープを張った状態の92番サイトはこんな感じ。
いまいち広さがわかりづらいかもしれません。
縦に車、テント、タープ、リビングスペースを配置できる、素晴らしいサイトでした。
トイレや炊事場からはちょっと離れていますが、プライベート感抜群です。
念願の小川張りも試すことが出来ました。
10mm Dyneema スリング 240cm(WILDCOUNTRY)
フェイズクイックドロー12cm(TRANGO)
この組み合わせをセッティングテープ代わりに使用しました。
一応参考まで。
普通はナイロンテープにハトメを打つんだと思いますが、長さ調節の必要がなければ大丈夫です。
240cmのスリングの距離感は、画像をご参照下さい。
ちなみにムーンライト7型の縦寸法は、画像のように前室を作っていない状態で約280cmです。
初めての小川張り、張り方がよくわからなかったのですが、妻と長男にポールを持っていてもらうという極めて素人っぽい手法で張りました。
非常にきれいに張れたと思います。
素晴らしい出来栄えです。
私は自分を褒めることに躊躇しない欧米的性格なので、気に障ったらすみません。
妻と末っ娘は、早速タープの下でゴロゴロと休憩です。
ゴザの上にPENDLETONのタオルという和洋折衷スタイルです。
ビジュアル的に疑問を抱く方は、早く私のレベルに追いつけるように努力して下さい。
まあ、ブルーシートよりはよかろうです。
休憩している家族を放置して、私は管理棟へ行ってサイト交換の手続きをしてきました。
こんなめんどくさい私に、スタッフの皆様は非常ににこやかに対応して下さいました。
本当にありがとうございました。
さて、我が家のサイトに戻ると、妻から衝撃の報告が待ち構えていました。
次男の椅子を見てみると・・・
カビが生えてます!
カビーン!!!
前回のニュー田代ACは、以前記事に書きましたが、雨撤収でした。
当然、テントやタープは必死に干したんですが、椅子というのは完全にノーケアでしたね・・・。
次男と末っ娘の椅子に、黒々としたカビが生えてしまいました。
これは椅子を買わなければ・・・
買わなければ!!!
嬉しそうとか言わないで下さい。
すごく嬉しいです。
なにせ、次男の椅子のブルーと、末っ娘の椅子のピンクは、我が家のサイトのお洒落感をぶち壊す頭痛の種でしたから。
嬉しいハプニングは置いておいて、設営を進めます。
今回のキャンプ、小川張りと並ぶ、もうひとつのテーマが「アメリカンBAR」です。
以前、保育園の人妻たちとのBBQが中止となってしまったので、今回がデビュー戦です。
もちろんお酒を振る舞う相手は妻しかいないのですが、その妻はなぜかスーパーで缶チューハイを買い込んでいました。
いまだに妻のことが理解出来ません。
さて、ここで致命的な告白になりますが、私は実際にアメリカンBARというものに行ったことがありません。
先日から散々アメリカンBARと騒いでおいて非常に心苦しいのですが。
ある意味、処 女が素敵な王子様との初体験を妄想しているのに近い状態です。
強いて言えば、大学生の頃、いきがって同じサークルの男女6人で、六本木のハードロックカフェに行ったくらいですかね。
しかしその記憶はあまりにも遠い過去なので、ほとんど失われており、私の中でアメリカンBARと言えば、下の画像がイメージされています。
えー、これはなんぞや?と問われれば、秋葉原のPCショップ街にあるスターケバブの屋台です。
ケバブ・・・
さあ、ご一緒に。
トルコだろ!!!
ありがとうございました。
でも美味しいんですよ。
アキバへ行ってPCパーツを漁り、スターケバブを立ち食いする。
私の青春時代です。
前置き長過ぎ、そんな私が作り上げたアメリカンBARは、こんな感じです。
微妙過ぎる・・・。
元々のイメージがトルコ混じりなせいか、アメリカ成分が全然足りません。
アメリカの精霊よ! 我に力を与えたまえ!
祈ってもダメです。
何が悪いんだろう?
BARのくせにお酒が足りないのか?
たしかにBARといえば、お酒のボトルが大量に並んでいますよね、多分。
しかし、今回は私自身も体調不良によりお酒が飲めないので、ジンくらいしか持ってきていないんですよ。
仕方ないので、増援を要請します。
ふう、何とか恰好がつきました。
いや、全く恰好ついていません。
やっぱりメニューを書く、でっかい黒板を買うべきだったか。
ちょっと読者の皆様に、改善のアイデアを出していただけると助かりますね。
この中途半端感、人妻BBQが開催されていたら、とんでもないことになるところでした。
バドガールとか言われても困りますので、実現可能なものでお願いします。
わりと真剣なお願いでした。
大体設営の目途がたったので、ここで自分に飲物を振る舞うことにしました。
先程申し上げたように、今回私はお酒が飲めません。
まだ不安が残る私の胃に余計な負担をかけるわけにはいかないのです。
そこで今回はノンアルカクテルなるものを試すことにしました。
ちなみにシェーカーなんて洒落たものは用意していません。
さすがにアウトドアでシェーカーを振る勇気はまだありませんから。
BARスプーンだけで作れるものをチョイスして、ささっと作りました。
乾杯!!!(単独)
シャーリーテンプルという、ちゃんと名前のあるノンアルカクテルです。
ジンジャーエールにグレナデンシロップとレモンかライムを加えるという簡単なレシピ。
グレナデンシロップというのは柘榴(ざくろ)入りのシロップです。
ただ、昨今ではあまり自宅でカクテルを作るというのは流行らないようで、グレナデンシロップを探すのに苦労しました。
酒屋ですら置いてなかったりして。
しかも、グレナデンシロップと言いながら、柘榴が入っていないものも多いんです。
何とか柘榴入りのグレナデンシロップを入手出来ましたが、何軒店を回ったことやら。
グレナデンシロップは開封してしまうとカビが発生したりするらしく、なるべく早く消費しなければならないので、600mlとか買ってしまうと大変なんですけどね。
ジンジャーエールは2種類試しました。
カナダドライのものは、一般的なジンジャーエールで、そのままごくごく飲んでも美味しいです。
これにグレナデンシロップが加わると、ちょっと甘すぎるかな。
ライム果汁を入れたら美味しかったです。
次にウィルキンソンのジンジャエール。(正式名称が「ジンジャー」と伸ばさずに「ジンジャ」らしいです)
ウィルキンソンは何種類かありまして、今回は最も生姜の風味が強い、ハードなものです。
これにグレナデンシロップの甘味が加わると、若干マイルドになりますが、刺激的なカクテルとなりました。
どちらも美味しいと思います。
あとは、ジンジャーエールの代わりに、サントリーの「南アルプスの天然水スパークリングレモン」も試してみました。
ジンジャーエールのくどさがない、さっぱりした味になります。
こちらの方が万人受けしそうですね。
タンブラーについて一言。
今年、スノピやコールマンが、割れないタンブラーを発売しました。
スノピはシリコンで3,000円近いお値段、コールマンは透明度の高いプラスチックで1,000円前後。
ただ、たくさんの人に飲んでもらうのに、こんなお値段のものは使えません。
私が使ったのはこちら。
かなり透明度が高く、普通のプラスチックのコップよりも硬いです。
レモンや柑橘類の皮を入れないで下さい、と書いてあるのがちょっと気になりますが、何しろ安価なので使ってみました。
あとは、ウェルチのグレープ100%ジュースを使ってサングリアもどきも作りました。
ボトルは西友で数百円でした。
リンゴ、バナナ、パイナップルの缶詰などを入れてみたんですが、2時間ほど置いておいてから飲んでみると、薄いグレープジュースという感じで明らかに失敗でした。
ウェルチのグレープジュースってかなり濃いんですけどね。
何がいけなかったんだろう。
要反省です。
飲物の話でどれだけ書くんだよ!と自分でも思いますが、アメリカンBARなので仕方ありません。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
これは道の駅で買った、伊豆特産のニューサマーオレンジです。
外側の皮は分厚いのですが、内袋は柔らかいのでそのまま食べることが出来ます。
種が多めですが、白い部分も柔らかいので、ポイポイ口に放り込めます。
なかなか美味しかったですね。
当BARの店主です。
ピースすんなw
私はキャンプやBBQのときには、必ずエプロン着用です。
Tシャツに染みがつくの、嫌なんですよ。
このお洒落なカモフラ柄のエプロンは、ダッチオーブンと同じくLODGEの商品です。
男の裸エプロンとかは見苦しいのでやめましょうね。
以前に紹介したコカコーラクーラーボックスです。
屋台のように、氷と水をぶちこんで飲物を冷やしました。
正直、キャンプでこの使い方は違う気がしますが、まあよかろうです。
完全に雰囲気アイテムですからね。
今回、新規投入商品で最も使えたのがこちら。
サーモスのアイスペールです。
もちろん真空断熱構造で、保冷力は非常に高いです。
氷を入れておくと、数時間は余裕で溶けません。
値段もそれほど高くないし、これがあると氷を出すたびにクーラーボックスを開けなくて済むのでお勧めです。
ちょっと記事がだらだらとしてきたので、ここでいったん切らせていただきます。
長々書いていると、根が真面目な私ですので、本当にただのレポートになってしまうんですよね。
根が真面目な私ですのでね。
追記
投稿してしまってから、タイトルに足がつるとか書いておきながら、そこまでいかなかったので、タイトルを変更しました。
いやあ、お恥ずかしいw